種類...香炉 吉祥文　霊芝雲文籠目透彫火舎香炉　時代等は不明 写真の飾台は付いています。 繊細な籠目透かし彫りと、金線で縁取られた色々な色の霊芝雲が描かれた、とても美しい香炉です。 サイズ：　 幅 10.5×8.5 cm　高さ 8.8 cm　底 4.8 cm　口径 5.0 cm 火舎(蓋の部分）の「籠目透かし彫り」とは、 竹で編んだカゴ等の様な紋様を、剣先などの道具を使い表面をくり貫いて模様を施す彫刻技法ですが、この技術を持ち合わせた陶工は少なく、非常に稀少な技のひとつです。 霊芝は万年茸の中国での呼称です。 この形を雲にかたどり、運気が上昇する不思議な力があるとされ、縁起のよい吉祥文様として古くから使いました。正倉院に残る工芸品にも見られ、平安時代の平家納経にも描かれています。